扉絵ドラゴン・イワンコフ
ブルージャム回想。国王と電々虫で取引。
ブルー「ゴミ山ったてね・・・おれ達にゃいい隠れ家なんだ国王」
国王「承知の上だ・・・ブルージャム・・・この件が済んだらもう隠れ住む事もない・・・私の権限でお前達を貴族にしてやろう」
ブルー「え・・・!?そりゃあ・・・本当ですかい・・!?」
回想終わり。
ブルー「国王・・・!よくもハメてくれやがったな・・・覚えてろあの野郎ォ~~!!」
部下「ブルージャム船長無理です!!この火はもう止められねぇ船はもうダメだ!!もう海へは逃げられねぇ!!!」
王宮
国王「まったく・・・夜だというのに南の空が明るくてうっとうしいな・・・」
国王の部下「申し訳ございません国王様 今カーテンを・・・!!」
どっかの貴族
娘「ねえお父様・・・ゴミ山の人達はどうして人間じゃないの?なぜ燃やされてしまうの?」
父「こういうことを自業自得というんだよ。考えてごらん、彼らが貴族に生まれて来なかったのがいけないんじゃないか」
娘「ほんとだ!貴族に生まれてくればよかったのにね~!ばかね!」
父「さぁそんな汚いモノの話より明日も勉強があるからもう寝なさい」
娘「はーい」
ゴミ山
ゴミ山住人「あっちもダメだ」「どんどん足場がなくなっていく!」「うわあーん!お父さん熱いよ!」「すまん!必ず助かるからな!!辛抱してくれ!!」
ルフィ「ハァハァ・・」
エース「うわっ!!・・・!!」
ルフィ「ごみ山のおっさん達うまく逃げたのかな・・・!!」
エース「人の心配してる場合か!!くそ!!ここがどこかもわからねぇ ゲホゲホ!!」
ブルー「誰が逃げていいと言った悪ガキ共がぁ!!!」
エース「え!?」
ルフィ「・・・!?ブルージャム!!!なんで火事を起こした張本人がこんなとこに・・!?とっくに逃げてるはずじゃあ・・・!!」
ブルー「黙れクソガキ!!絶望だよ俺達ァオイ・・・!!まさかの大ピンチだ 人間てのァおかしな生き物だな 不幸もどん底までくると笑っちまうよ
エース「ルフィ行くぞ」
ブルージャム「逃がすなぁ!!」
エース「わ!」
ブルー「共に仕事をした仲間じゃねえか俺達は。死ぬときァ一緒に死のうぜェ・・・!!」
「貯め込んだ財宝の場所をまだ吐いてくれてなかったな この火で燃えちまう前に俺達がもらってやるからさぁ場所を言え!!!」
エース「命があぶねえこんなときに財宝!?」
ブルー「じゃあ教えてくれるんだな?」
エース「!?」
ブルー「お前らが取りにいかねぇんならムダになる」
ルフィ「バカいえ あの宝はなぁ!エースとサボが・・・」
エース「わかった教える」
ルフィ「エース!!・・・あれはエースとサボが長い時間かけて」
エース「サボもわかってくれる!!今はお前の・・・今は俺達の命が大事だ!!!」
海賊貯金の在処を教えたがルフィ、ブルーシャム一味に捕まってる
捕まったエース「何すんだ今場所は教えたじゃねえか!」
ブルージャム「ウソという可能性もあるお前らもついて来い」
エース「ふざけんなそんな事やってる内に逃げ場がなくなる!!」「お前ら勝手に行けよ」
ブルージャム「今おれをこれ以上怒らせるな!!」銃を構える
ブルージャム「ガキの集めた財宝を頼りにしてでも、俺は再び返り咲いて貴族共に復讐すると誓ったんだ!!」
「おめえら'兄弟'もそうだろう、あいつらは己を特別な人間だと思ってやがる」「その他の人間はゴミとしか見てねぇ」
ルフィ「サボはそんな事思ってねぇ!!!」
ブルージャム「同じだバカ野郎!!お前らとつるんで優越感に浸ってただけだ!!」
「親が大金持ちのあいつに本来何の危機感がある!!?貴族の道楽に付き合わされたのさ!」
「腹の中じゃお前らを見下して鼻をつまんで笑ってたのさ!!」
エース「それ以上サボを悪く言うな!!」
ルフィがブルージャム一味に「サボは自由になりてェだけだ!!」と噛みつく
怒ったチンピラが切りかかるとエースが「ルフィに手をだすなァ~~~!!」と叫び声覇気発動
ブルージャム以外気絶しブルージャムが「何をしやがった!!胡散臭ェガキめ!!」とエースを蹴る
ダダンが「やめねェか海坊主~!」「エースを離しな!!」と斧を振り止めに入る
ルフィ「ダダン、何でお前らここに!!」
ドグラ「オイ!ひディー傷だなルフィ」「サボの奴がいニーが!?」ルフィ「サボは無事だここにはいねぇ」
ブルージャム「てめぇコルボ山のボス猿だな」
ダダン「山賊ダダンだ!何の因果かこのガキ共の仮親登録されててねぇ」「さぁて・・・」
ダダン「逃げるぞ!!」
一味「ハイお頭!!」「エース急げ!」
エース「俺は逃げない!!」
ドグラ?「何言ってんだエースおミー」
「そいつはヤミとけ!!ブルージャムのヤバさはハッタリじゃニーぞ!!」「今年が粋がっていいレベルじゃニーんだよ!!」
ルフィ「お・・・おれも!」
一味「ダメだルフィ!!」
ダダン「お前らルフィ連れて先に行ってな」
一味「お頭!?」
ダダン「エースはあたしが・・・・!!」「責任持って連れ帰る!!」
一味「お頭!?」
ダダン「行け!!」
一味「は!はいっ!!」「お頭!!必ず帰ってきて下さいよォ!!」
ブルージャム「女に 子供・・・」「少し腕に覚えがあるくらいで過信すると血みるぞ」
「戦場で生き残るのは・・・「強者」と「臆病者だ」、「勇者」は死ぬと相場は決まってる・・・・・・!!」
場面変わって
人々「くそ~~!」「もうダメだぁ火に囲まれた・・・!!「熱いよぉ逃げ場はもうない・・・!!」
「何で急にこんな事に」
[半ページを使い大爆発]
「なんだこの道!!爆発で火のない道ができた!!」「船が見えるぞぉ~~!!」「この道は海岸へ続いてる!」「何だかしらねぇがありがてぇ!!」
イワ「ヴァナタよくこんな”東の海”の辺境の国にアンテナをはっていたわねぇ、ここに何か想い入れでもあっティブルの?」
ドラ「この国こそ世界の未来の縮図だ・・・いらぬ者を淘汰した世界に幸せなど待ってはいない、いつの日か必ずおれはこの世界を変えてみせる。こんな国にも子供達は生まれて来るのだ!自由の為共に戦う意志のある者はこの船に乗れ!!」
『エースそしてダダンは』
『燃え盛る'不確かな物の終着駅'からは』『帰っては来なかった』
ルフィ「エースに会いたい・・・」「きっとサボも心配してる・・・」
『不確かな物の終着駅―跡地―』
人々「思った程死体が出ないな」
「くろ~臭ぇな」
「骨まで燃えちまったんだろ・・・」
場面変わって街
人々「結局ブルージャムの海賊戦も燃えたって」「ヤベぇ奴らが燃えたのは良かったな」
サボ親「何度逃げ出しても無駄だぞサボ!!」「お前はウチの子だ何度でも何度でも連れ戻す!」
「心を入れ替えステリーの様に勉強しなさい!!」
「そしてお前を生んであげた父さんて母さんを幸せにしなさい、それがお前の幸せだ」「そう思うだろ?」
ステリー「大丈夫お父様ぼくがいます!!」
サボ親「オッホッホ頼もしいなステリー!!よし高級な服を買ってやろう」
「明日は式典だ直にあの'天龍人'を拝見できる」
場面変わってサボの部屋
「エースルフィお前ら無事なんだろ?
お前らに会いてえなぁ
ここはまるで鳥カゴだ
人間の悪臭が立ち籠める
この国でおれは
生きていく事に
耐えきれ
そうもない
自由って何だ?
どこにあるのかな」
『この日は'偉大なる航路'よりゴア王国にかの世界貴族がやって来る日』
『鑑の着港に向けて盛大な式典の準備が整っていた』
人々「おいおい誰か船を出してるぞ!?」
「コラ戻れ~式典の邪魔になるぞ~!!」
「漁船か!?子供が乗ってるぞ!!」「子供ォ~~!?」
「一体どこのウチの子だァ?」
サボ「いい天気だ・・・!今日は」
「船出日和だ!!」
どん!!