Ｓｗｅｅｔ★Ｙｅａｒｓ

第580話〝終戦〟




ガープ「赤髪！？ルフィを海賊の道に引きずりこんだ男」



センゴク「・・・・・・！」






海兵「赤髪海賊団だァーーーーー！！！」





「〝四皇〟カイドウとの小競り合いはつい昨日の事！その当人がもうここに・・・・！！」










シャンクスが麦わら帽子をバギーに投げる





シャンクス「バギー！！」



バギー「ん！？」





シャンクス「そいつをルフィに！」




バギー「麦わら！？」





シャンクス「お前にあげたい宝の地図があるんだが」




バギー「ホントかオイ！待ってろ今届ける！」





ルゥ「お頭ァ10年ぶりのルフィだぞ」



「一目見ておかねぇのか！？」






シャンクス「一目会いてぇなぁ・・・・」





シャンクスは思い出す



（この帽子をお前に預ける）





ロー「なんかとんでくる！」



ローがバギーから麦わら帽子を受け取る





ロー「！！」






（いつかきっと返しにこい）





シャンクス「だが・・・・」




（立派な海賊になってな）





シャンクス「今会ったら・・・・・・約束が違うもんなルフィ」












赤犬「おどれ〝赤髪〟・・・！ドラゴンの息子を・・・・！！」




青雉「・・・・・・・・・・」






「氷河時代（アイスエイジ）！！！！」





ルゥ「潜水艦が狙われた！海面が凍るぞ！！」






ロー「うわ！危ねぇ！！！」






ベックマン「しまった・・・まだやる気があったか・・・」





黄猿「やさかにのまがだま」





海に向かって大量の光線をとばす






ロー「当たる！！全速力だ！！海底へ！！」







海賊「くそ・・最後の最後まで！当たってねぇだろうな！」



「エースの弟！！ジンベエ！！！」





黄猿「これでまだ生きてたらァ・・・あいつら運がよかったんだと諦めるしかないねぇ・・・・」









ハンコック「急ぐのじゃ！潜水艦を追え！！」




海兵「追うったって海底ですし今の大将達の攻撃を回避できたとはとても・・！」





ハンコック「いいえ・・・必ず生きておる・・・！」





「よいな！わらは七武海として麦わらのルフィを必ず追い仕留めると軍に報告するのじゃ！」






海兵「は・・・はい♡」




「しかしどこをどう追っていいやら・・・」




ハンコック「ともかく進め！！」



海兵「はーァ！無茶だけど美しい・・♡」












バギー「宝の地図はウソだとてめぇ！」



シャンクス「とっさだったんだ、バギー久しぶりだな」




バギー「なにが久しぶりだァ！おれァてめぇに恨みさえあることを忘れんなシャンクス！」





「このおれ様をタダで使いやがって！」






囚人「見たか・・・〝四皇〟赤髪にあの態度・・・」




「キャプテンバギー・・・おれ達はアンタに一生ついていきます！！」






バギー（だが待てよ・・こいつらと一緒にいりゃあ安全にこの島を抜けられるぞ！？）







マルコ「赤髪・・・」




シャンクス「マルコ・・これ以上応戦するな、大人しく手を引け」









海兵「鷹の目！どこへ行く！！！」




ミホーク「白ひげと戦うことは承諾したが赤髪は協定の範囲外だ・・・」







シャンクス「これ以上欲しても両軍被害は無益に拡大する一方だ・・・」




「まだ暴れ足りねぇ奴がいるのなら」









「来い・・・おれ達が相手をしてやる！！！」







「どうだティーチ・・・いや・・・・黒ひげ」



黒ひげ「・・・・ゼハハハやめとこう・・・欲しいものは手に入れたんだ！」



「おまえらと戦うにゃあ、まだ時期が早ぇ」



「ゼハハハ・・行くぞ野郎共！！」




センゴク「・・・・・・・・・・」







シャンクス「全員、この場は俺の顔を立てて貰おう」







戦いを一切やめて静かになる









シャンクス「〝しろひげ〟〝エース〟二人の弔いはおれ達に任せてもらう」




「戦いの映像は世に発信されていたんだ・・・これ以上」



「そいつらの死を晒す様なマネはさせない！」






海兵「何を！？この2人の首を晒してこそ海軍の勝ちどきは上がるのだ！」




センゴク「構わん！！」



海兵「！？元帥殿・・！？」




センゴク「お前なら・・・いい、赤髪・・責任は私がとる」







シャンクス「すまん」






センゴク「負傷者の手当を急げ！！！」












「戦争は・・・！！！！ 終わりだァ！！！！！」





【かくして〝大海賊時代〟開幕以来最大の戦い】



【〝マリンフォード頂上戦争〟はここに幕を閉じ、歴史に深く刻まれる】